おとなの読書感想文『忘れてきた花束。』/糸井重里著 | 「ひと」と「ひと」の間を考える。『rooftop』〜コミュニケーションとコミュニティ〜

2016/02/04

おとなの読書感想文『忘れてきた花束。』/糸井重里著

[オススメ]

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『忘れてきた花束。』は、糸井重里さんの小さなことばシリーズの最新作です。

小さなことばシリーズは、小説でもエッセイでも詩でもコピーでもない、糸井さんの想いが凝縮された文章や短いことばを集めた本で、一年に一冊出されています。

糸井さんが自分自身に対して言っているようなところもあり、ユーモアにあふれ、押し付けがましくないことばなので、すぅっと自分の中に入ってきます。

そして、自分の行動を見直して新しい行動を起こせたり、自分がダメだと思い込んでいた部分を捉え直して前向きになれたり、常識的な思い込みから解放されて楽になれたり、とてもたくさんの新しい気付きがある本です。

この本の中では、「伝え方」について書かれていた文章が、とても心に残っています。

糸井さんは、商品やサービスは良いのだけど、「伝え方」が良くないと感じることがあるそうです。でも、逆に多くの人が「伝え方」に期待し過ぎていると感じることもあるそうです。

多くの人が、「伝え方」の技術を磨こう、「伝え方」のプロに頼もうとしています。でも、その前に、その商品やサービスは本当に良いものか判断することが大切です。ここの判断がおろそかだったら、「伝え方」だけうまくいってもしょうがないわけです。

そして、それは商品やサービスだけではなく「わたし」についても同じだと、糸井さんは書いているわけです。

「伝え方」は大切だけど、「本質」を考えることも大切ですね。僕はこの文章を読んだときに、ちょうど「伝え方」について考えていた時期だったので、とても印象に残りました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます☆

たくさんのことばが自分と繋がる、良い本です。

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