おとなの家出。

2016/02/06

おとなの家出。

[日々の想い]

inaka

友人が企画している『*MobaraDachaProject(茂原ダーチャプロジェクト)』という試みに参加させてもらっています。

『*MobaraDachaProject』とは

このプロジェクトのコンセプトは、千葉県茂原市にて、「都内に住んでいて実家はあるけれど、田舎という田舎を持っていない人が週末にふらっと帰れる身近な田舎」をつくる、というものです。

具体的には、彼の義理のおじいちゃんが40年ほど前に建てた平屋をリノベーションして、人が集える場所をつくる、というものです。

ちなみに、ダーチャとは、ロシアの言葉で「菜園付きのセカンドハウス」のことです。平日は都市で働き、週末は郊外で農作業をする、という生活をする人たちの一つの拠点となっています。

彼の実家は、青森県弘前市の新興住宅地にあり、田んぼや畑がたくさんあるような「THE田舎!」という場所ではありませんでした。

茂原市にある奥さんの実家に移り住み、田んぼや畑がたくさんあったり、採れたものをお隣さんとおすそわけし合ったり、朝起きたら知らないおっちゃんが家にいたり、そんな環境で暮らす中で安心感を覚えたそうです。

そして、彼は、これが「THE田舎!」なのだと感じ、生まれ育った場所ではないのにほっと一息つける「THE田舎!」感を共有したい、という想いからこのプロジェクトを立ち上げました。また、何もしなければ、経済の流れの中で、この風景がなくなってしまうのではないか、という危機感も感じたそうです。

僕が思う、このプロジェクトの魅力は

自分の居場所が複数ある、というのはとても魅力的な生活スタイルだと僕は思っています。

おとなもこどもも、学生も社会人も自由人も、複数の居場所を状況に合わせて選択しながら生活する、というスタイルは、一つの場所や人やものに依存しないバランスの良さがあるし、離れた場所に立って自分を振り返る良い機会も与えてくれると思います。

一つの場所や環境に適応することや、適応しようと努力することは大切ですが、その場所や環境を離れてみることも大切だと思います。また、今ある「枠」にはまること自体に疑問を感じることもあります。

自分で「枠」を選んだり、壊したり、つくったりできれば、もっと暮らしやすいだろうな、と思います。

このプロジェクトのような場所が増えれば、そんな暮らしへ近づいていけるのではないかと思っています。

僕がこのプロジェクトに参加することに決めたのは

さて、僕がこのプロジェクトに参加することに決めたのは、先に書いたようなプロジェクト自体の魅力もあるのですが、友人のプロジェクトの進め方や考え方についても、いいなぁ、と感じたからです。

資金の集め方や、それに対するお返しの方法まで、彼のこだわりを感じます。目的だけでなく、手段についても自分が納得できる方法を選ぶ、という彼の考え方に大きく共感し、参加することに決めました。

ものごとの魅力は、内容だけでなく、どんな人が関わっているか、ということも大きく関係していると思います。最終的な建物だけでなく、彼や、彼の進み方や進め方も含めて、一つのプロジェクトとなっている気がします。

今後の展開も、建物が完成した後の展開も、とても楽しみです。きっと、考えたり、つくったりを繰り返しながら、進んでいくのだろうと想像しています。

そして、僕にとっても居場所の一つになったらいいなぁと思っています。

プロジェクトの詳細はこちらです。

http://kinonaruhanashiblog.tumblr.com/dacha

 

最後まで読んで頂きありがとうございます☆

おとなも家出しよう。

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