2017/09/03
8月、こころに残ったものもの。
[日々の想い]
8月は、千葉県富津市のともだちの家で1泊2日の農業体験をさせて頂きました。非日常的な場と体験が楽しくて、今年で3年目。
今回は、収穫や土寄せ、農地運用についての青空ディスカッションなど、充実の2日間。ローラー滑り台を作りたいとか、おばあちゃんち体験が楽しいとか、納屋をリノベーションしようとか、色々なアイデアを話し合ってみました。
8月、こころに残ったものもの。
『あなたの話はなぜ「通じない」のか』/山田ズーニー
正しくて論理的な話でも伝わらないことはある。コミュニケーションは関係性の上に成り立っているのだ。会話や関係について考え直させてくれる一冊。
『白』/原研哉
幅広いデザイン活動を展開している原研哉氏。この著書では、僕たちの生活空間やコミュニケーションに潜んでいる「白」や「空白」について考察し、その美しさを教えてくれます。
『聞く力』/阿川佐和子
老若男女を相手に多くの対談をしてきた阿川さんが「聞く」の極意を伝授してくれます。安易なテクニックだけに頼らず、「聞く」の難しさを受け入れながら模索するスタイルは、日常生活でも役立つはず。
『シュナの旅』/宮崎駿
作物が育たない貧しい国の王子シュナが「金色の種」を求めて旅に出る物語。淡い絵と短い文章で、淡々と進行していきます。
『もういちど生まれる』/朝井リョウ
「生まれ変わる」ではない、このタイトルが絶妙。怒りや悲しみ、コンプレックスさえもいわばモチベーション。
『言いまつがい』/糸井重里
それは「間違い」じゃない。「まつがい」なのです。そのくらい寛容に、ユーモアをもって生きたいものです。
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』/若林正恭
オードリーの若林のキューバ旅行記。日本とは全く違う環境の中で、改めて自国や自身を眺めて気付いた事実や感情がおもしろい。強く共感しながら一気に読んだ。
『空中庭園』/角田光代
「何ごともつつみかくさず」がモットーの京橋家。でも実際はみんな秘密だらけ。普通っぽく見えて崩壊しそうな関係を、家族それぞれの視点から描く。かわいい表紙で闇多め。
『団地再生計画/みかんぐみのリノベーションカタログ』/みかんぐみ
遊び心のあるものから、現実的なものまで、色々な団地再生のアイデアを紹介してくれる本です。今あるものをどう活かすか。建物もまちも人も、これについて考えたい。
家族の風景/ハナレグミ
「キッチンにはハイライトとウイスキーグラス どこにでもあるような家族の風景」
若者のすべて/フジファブリック
「夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて
「運命」なんて便利なもので ぼんやりさせて」
優しい歌/Mr.Children
「誰かが救いの手を 君に差し出している
だけど今はそれに 気付けずにいるんだろう」
本屋『クラシコ書店』
「暮らし+古書」でクラシコ書店。暮らしに彩りを与えてくれる本や文具雑貨を取り扱っています。路地裏にひっそりと佇む古本屋さんです。
最後まで読んで頂きありがとうございます☆
9月もよろしくお願いします。
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