2016/11/04

シェアハウスってどんなところ?

[ シェアハウスの雑談 ]

どこで、だれと、どんなふうに暮らそうか?

アパートで一人暮らしをする。

実家で家族と一緒に暮らす。

兄弟で部屋を借りる。

恋人や友人と少し広めの部屋でルームシェアをする。

会社の寮で共同生活をする。

考えてみると、暮らし方の選択肢は、意外とたくさんありそうです。

僕の友人の中には、風呂なし・トイレ共同・四畳半、という暮らしを自ら選択している人もいます。

風呂は近所の銭湯を利用し、冷蔵庫も置かず、必要なときにコンビニへ行く、という生活を楽しんでいるわけです。

彼は、「まち」という大きな「いえ」に住んでいる、といえるかもしれません。

これは少し極端な例ではありますが、暮らしは自分でデザインできるし、本当に色々な生活スタイルをつくることができる、と思います。

さて、最近は、シェアハウスを暮らし方の一つの選択肢として考える人も多くなってきました。

ここでは、シェアハウスの暮らしに関する一般的な仕組みや、メリット・デメリットなどを書いていこうと思います。

シェアハウスに住んでみたいと思っているけれど、どんなところかよくわからなくて不安という方や、シェアハウスでの暮らしについてもっと詳しく知りたいという方は、参考にして頂けると嬉しいです。

【目次】
シェハウス生活の基本。
シェアハウスってどんな空間?
個室はどんな感じ?
共用部分はどんな感じ?
シェアハウスの家賃は?
ルームシェアとの違いは?
どんな人が住んでいるの?
シェアハウスの生活はどんな感じ?
シェアハウスのメリット・デメリット。
実際に聴いてみよう!(準備中)

シェハウス生活の基本。

シェアハウス生活の基本は、「共同生活」です。

入居者それぞれにプライベートな個室があり、リビング、キッチン、トイレ、風呂などは共同で利用するのが一般的です。

個室部分も複数の人で利用するドミトリータイプのものもあります。

そして、共同生活を通じて入居者同士の交流が生まれることが、シェアハウス生活の大きな魅力です。

会社では出会えないような異業種の人や、色々な趣味や価値観をもっている人と出会えることもあります。

また、ともだちが遊びに来るのもオッケーというところもあるし、シェアハウス同士の交流会があるところもあるので、シェアハウスの外側につながりが広がることもあります。

『本でつながるシェアハウス』も、新しいつながりのきっかけになればいいなと思い、ともだちが来るのもオッケーとしています。

ただし、いきなり知らない人がいるとびっくりするので、事前に入居者へお知らせしてもらうことにしています。

シェアハウスってどんな空間?

一口にシェアハウスといっても色々なタイプのものがあります。

マンションの一室を使っているものや、一軒家タイプのものもあります。

大きめの民家をシェアハウスに転用しているところも多いので、ワンルームに住む程度の家賃で広めのキッチンやリビングを利用できるのも、シェアハウスの魅力の一つです。

また、敷金・礼金が不要なところも多く、基本的には冷蔵庫や洗濯機などは設置されているので、少ない初期費用で生活を始められることもシェアハウスの利点です。

コンセプトも様々で、「農業で自給自足」とか、「アート好きの集まるアトリエ付き」など、特定のコンセプトを強く打ち出しているところもあります。

「新しいつながりを大切に」というコミュニティ系のところもあります。

『本でつながるシェアハウス』は、「図書館に住みたい!」という僕の想いからスタートしています。

みんなで本を共有しながら、図書館のような家をつくっていきたいと思っています。

個室はどんな感じ?

個室には、一般的に下記のようなタイプがあります。

1人用シングルルーム

完全にプライベートが確保された個室です。

キッチンやリビングではコミュニケーションを楽しみつつ、1人の時間も大切にしたいという人にぴったりです。

2人用シェアルーム

2名でシェアするタイプのお部屋です。

シングルルームより安い家賃設定であることが多いです。

ドミトリー

部屋の大きさによりますが、2〜8名程度でシェアするタイプのお部屋です。

二段ベッドを利用しているところが多いです。

アパートメントタイプ

個人用のキッチン・トイレ・風呂などが設置してある個室です。

シングルルームよりプライベートが確保されています。

共用のキッチンやリビングがある場合もあります。

共用部分はどんな感じ?

シェアハウスでは基本的に、キッチン・リビング・トイレ・風呂・洗面所などが共用部分となります。

キッチンやリビングは入居者が集まれるように広めであることも多く、主なコミュニケーションの場となります。

中には、シアタールームやアトリエ、楽器演奏が可能な防音室があるシェアハウスもあります。

また、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などは設置されていることがほとんどです。

ただし、どこまで設置されているかはシェアハウスによって異なるので、個別に確認が必要となります。

シェアハウスの家賃は?

一般的な賃貸住宅を借りる場合、初期費用として、敷金・礼金・仲介手数料が必要となる場合がほとんどです。

また、初めての一人暮らしであれば、生活に必要な家具や家電を揃える必要があります。

シェアハウスでは、敷金・礼金・仲介手数料は不要というところが多く、共用部分の家具や家電も揃っているので、初期費用を安く抑えることができます。

また、同じ地域の1K程度の家賃相場と比較すると、シェアハウスの方が安いことが多く、電気・水道・ガス・インターネットなどの共益費を含めても割安であることが一般的です。

ルームシェアとの違いは?

ルームシェアとの大きな違いは、物件の管理・運営を行う事業者が存在することです。

不動産系の会社が運営しているシェアハウスもあれば、個人が運営しているシェアハウスもあります。

管理者が入居者と一緒にシェアハウスに住んでいるところもあれば、巡回しながら管理をしているところもあります。

また、管理・運営側が細かいルールを設定しているところや、ルール設定は入居者に任されているところなど、運営方法も様々です。このあたりは、運営側の価値観が大きく現れるところだと思います。

実際に入居を検討するときには、物件を見学して、設備などを見るだけでなく、管理担当者と合うかどうかを感じてみることが大切だと思います。

どんな人が住んでいるの?

シェアハウスには、男女問わず、本当に色々な人が住んでいるので、会社や学校だけでは出会うことのできない様々な人と出会うことができます。

一般的な会社に勤めている人もいますし、自分で起業している人もいます。役者や芸人をしている人や、それを目指している人もいます。

新しいつながりを求めて住んでいる人もいるし、地元から引っ越してきたばかりだからお金を貯めたいという人もいます。

また、管理・運営者が一緒に住んでいるところもあります。

入居条件がある場合もあります。

女性限定というところもあれば、男女どちらもオッケーというところもあります。外国人の入居も可能というところもあります。

また、シェアハウスによって入居人数も様々で、4人程度の小さな一軒家タイプもありますし、10人以上のアパートタイプもあります。

シェアハウスの生活はどんな感じ?

シェアハウスの入居者は、それぞれの仕事や学業があるため、基本的に普段の生活はバラバラです。

ただ、キッチンやリビングには入居者が集まることも多いので、接するタイミングがあれば、一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだり、おしゃべりをしたりすることもよくあります。

運営側が定期的にパーティーなどを開いてくれるところもあるし、入居者が主体となってイベントを開催しているところもあります。

シェアハウス同士の交流会を積極的に行っているところもあり、つながりが外側へ広がっていくこともあります。

『本でつながるシェアハウス』では、それぞれの生活スタイルや価値観を大切にするように心がけています。

シェアハウスだからといって、いつも一緒にいたり、他の入居者の生活スタイルに合わせる必要はありませんし、逆に、自分の生活スタイルや価値観を強要することも避けて頂きたいと思います。

共同生活ですので、ある程度は相手を許容する気持ちをもちながら、それぞれの価値観を大切にして、ゆるやかにつながる関係をつくっていきたいと思っています。

シェアハウスのメリット・デメリット。

ここまでにも記載しましたが、改めてシェアハウスのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

メリット

・共同生活を通じて入居者同士の交流が生まれる

・色々な趣味や価値観をもっている人と出会えることもあり、視野が広がる

・敷金や礼金が不要なところも多く、少ない初期費用で生活がスタートできる

・料理や生活のアイデアが吸収できる

・一人暮らしの寂しさがない

・一人暮らしの防犯面での不安が少ない

・外国人がいる場合、外国語を上達させることができる

デメリット

・トイレや風呂の利用時間が重なってしまうことがある

・価値観が合わない入居者がいる場合がある

・間違えて自分の食材を食べられてしまう場合がある

・リビングでの会話がうるさい場合がある

・ケンカをしたときに気まずくなる

これらは個別のハウスルールなどによって、うまくコントロールされていたりもするので、入居前に確認してみると良いと思います。

実際に聴いてみよう!(準備中)

今後、シェアハウスの入居者や運営者へのインタビューを掲載していこうと思います。

お楽しみに。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます☆