2016/09/14
シェアハウスの一冊『ボールのようなことば。』糸井重里
[ シェアハウスの本たち ]
誰かの「ことば」がきっかけで、新しいアイデアを思いついたり、何かに気が付いたり、行動を起こしてしまったり、なんてことがある。
その「ことば」は、有名な哲学者の名言とか、自己啓発本に書かれている文章であることもあるけれど、何気なく見ていた映画の中のセリフとか、近くにいる友人が発言したことがきっかけになることも、案外多いと思う。
この本には、そんな何気ない「ことば」がたくさん詰まっている。
色々な形や色のボールが、ただコロコロと転がっている。意図的に転がされたボールもあるかもしれない。
転がっているボールを見て、地面が傾いていることに気付くかもしれないし、ボールが転がってきた方向を見て、キャッチボールをしていた少年たちに気付くかもしれない。
何を思いつくか、何に気付かは、おそらく人それぞれ違うけれど、それを自分で「発見した」という喜びも得ることができる。
そして稀に、あなたもそれを発見したんだね、という「発見」もあって、さらに嬉しい気持ちになったりもする。
最後まで読んで頂きありがとうございます☆