2016/09/13
シェアハウスの一冊『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹
[ シェアハウスの本たち ]
大学生の頃に、読書好きの先輩にオススメしてもらった作品です。
色々なところで書いていますが、その頃の僕は、そこまで読書好きではありませんでした。
村上春樹の本を読むのはそのときが初めてでしたし、その少し前まで、村上春樹は女性だと思っていたほどです。
さて、肝心の内容については、「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という二つの物語が並走しながら少しずつ重なっていく、という僕が好きなタイプの構成でした。
正直なところ、細かい展開はあまり覚えていませんが、これを読んだことで、僕の本の世界が広がっていったことは確かです。
この本を読んだ頃は、ちょうどブログが流行り出した頃で、僕も本の感想などをアップしたり、友人たちとコメントをやりとりしていました。
当時のブログを読み返してみると、本の他には、ボーリングや音楽、そして、ブログを書くこと自体にはまっていたようです。
この本は、その頃の思い出と強くつながっているように感じられます。
最後まで読んで頂きありがとうございます☆