2017/03/02
シェアハウスの一冊『国立文庫』国立文庫編集室
[ シェアハウスの本たち ]
『国立文庫』は、まちに潜む物語を探して、編み、伝えていくという、「まちの文庫目録シリーズ」の一つです。
東京の郊外にある国立市。そこで暮らす人々が紡ぎ出すたくさんの物語を、国立の小さな編集室「国立文庫編集室」が、ワークショップを行いながら取材し、編集しています。
小さな手芸店や玩具店、煙草店や喫茶店などに点在して潜んでいた物語を、この本は語ってくれます。
でも、語られるのはあらすじだけです。その物語の続きは人々の頭の中にあり、あらすじと共に記された地図を元に、実際に続きを聞きに行くこともできます。
「まちは文庫」というコンセプトで、本とまち、本と人を繋いでいくところが、面白いなと思います。
ちなみに、国立駅のすぐ近くには、本好きの人が運営する、本好きの人のための空間、「国立本店」という場所があります。
「本店」という名前ですが本屋さんではなく、ゆるりと過ごせる読書スペースがあったり、本やまちに関するイベントが開催されたりしています。
こんな場所が近所にたくさんあると楽しそうだな、と思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます☆