2018/01/01
本屋・ブックカフェを巡ろう【池袋編】
[ 本屋・ブックカフェ巡り ]
本屋・ブックカフェ巡り(池袋編)です。池袋には、部活や文化祭を行う本屋『東京天狼院』や、泊まれる本屋『BOOK AND BED TOKYO』など、既存の本屋の枠にはまらないお店がたくさんあります。
書店とカフェがコラボしたブックカフェ『本とコーヒー 梟書茶房』も魅力的です。本の購入や読書にとどまらない新しい体験を求めて、本屋巡りを楽しんでみてください。
※画像をクリックすると紹介文にジャンプします。
池袋の本屋・古本屋
東京天狼院
池袋駅東口を出て、東通りを約6分ほど歩いたところにある本屋さんです。単純に本を売るだけではなく、「READING LIFE」という本の先にある体験まで含めて提供することをコンセプトとしています。
提供される体験は、フォト部や落語部といった部活、小説家養成ゼミや英語ゼミ、文化祭や読書会など、多岐にわたります。買わないと中身のわからない福袋的な「秘本」など、本の売り方にもおもしろい工夫がみられます。
飲み物を注文することもできるので、ブックカフェとしても利用できます。普通のテーブル席だけでなく、畳スペースやこたつもあり、居場所づくりにもこだわりが感じられます。本の周辺にあるものを丸ごと楽しみたい、という人にはおすすめの空間です。
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
定休日なし
▼ホームページ
http://tenro-in.com/category/tokyo
殺し屋のマーケティング(著:三浦崇典)
畳スペースとこたつ
秘本
天狼院書店 池袋駅前店
池袋駅前のWACCA池袋2階にある天狼院書店です。2017年8月に新しくオープンしました。『東京天狼院』のサテライト的な存在かと思いきや、「よみぐすり」という本の処方薬のコーナーなど、この店舗独自の取り組みも行っています。
「見た目が最高にカッコイイ雑誌」など、コメント付きで店員さんがおすすめ本を並べる棚もあり、色々なアイデアで本との接点をつくっています。本への情熱が伝わってくるお店です。
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-8-1 WACCA 2F
定休日なし
▼ホームページ
http://tenro-in.com/category/ekimae
READING LIFE
おんなのこはもりのなか(著:藤田貴大)
よみぐすり
新栄堂書店
『東京天狼院』の隣にある本屋さん。赤レンガ風のタイルが目印です。『新栄堂書店』の歴史は長く、誕生は1946年という戦後間もない頃。その後、一度は池袋のまちから姿を消しましたが、2017年7月、まちの本屋として復活しました。
様々なジャンルの本が揃っていますが、それぞれのジャンル毎に、読むきっかけとなる本を置くことを心がけているようです。温かみがある木の本棚も、心地いい雰囲気をつくっています。
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-15 Wiseビル 1F
日・月曜休み
▼ホームページ
http://www.shineido.co.jp/index.php
I Love Youの訳し方(著:望月竜馬 絵:Juliet Smyth)
はたらくきほん100 毎日がスタートアップ(著:松浦弥太郎、野尻哲也)
せつない動物図鑑(著:ブルック・パーカー)
古書 往来座
池袋駅東口を出て南方向に約10分ほど歩くと、『古書 往来座』の赤い看板が見えてきます。劇団のような名前ですが古本屋さんです。
お店の外には、文庫の100円均一棚や、雑誌の特価コーナーがあります。店内の棚は、木製の見出しでジャンル分けされています。文学、音楽、暮らしの本まで幅広い品揃えです。
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-8-1 1F
定休日なし
▼ホームページ
http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/
『古書 往来座』で出会ったものもの
(編集中)
BOOK AND BED TOKYO
「泊まれる本屋」というコンセプトのホステル。実際に本を買うことはできませんが、寝るまで本が読めるという、本好きにとっては夢のような空間です。
ドアを開けて中に入ると、壁一面の本棚が目に入ります。選書は、渋谷にある本屋『SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS』が担当。デザイン・建築系の本や旅の写真集、漫画などが多い印象です。本は、ソファや自分のベッドで自由に読むことができます。
ベッドは本棚の中や上部にあり、はしごを登って入ります。この空間デザインは、建築家の谷尻誠さんと吉田愛さん(SUPPOSE DESIGN OFFICE)が担当。秘密基地のようなワクワクする空間です。
宿泊時はシャワールームが利用でき、トイレや洗面所、電源やブックライトも完備されているため、快適に過ごせます。現在は、福岡、京都、浅草にも展開しています。
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル 7F
定休日なし
▼ホームページ
http://bookandbedtokyo.com/
奇界遺産(著:佐藤健寿)
ドミトリーともきんす(著:高野文子)
1000%の建築(著:谷尻誠)
ブックギャラリーポポタム
池袋駅と目白駅の中間あたり、細い道を進んだ先にあるショップ&ギャラリーです。おもしろいアートブックや、かわいい絵本がセレクトされています。また、ZINEや自費出版物など、手に入りにくいものを多く扱っているのも特徴です。
ギャラリーの展示は約2週間ごとに入れ替えが行われ、イラストの展示会やトークイベントなど、様々なイベントが楽しめます。お店の近くには、近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライトが設計した『自由学園明日館』もあり、帰りに寄ってみるのもおすすめです。
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-15-17
水・木曜休み(臨時休業あり)
▼ホームページ
http://popotame.net/
中くらいの友だち
おなみだぽいぽい(著:ごとうみづき)
夜の木(著:バッジュ・シャーム、ドゥルガー・バーイー)
ジュンク堂 池袋本店
池袋駅東口の近くにあるジュンク堂の本店です。地下1階から9階までが丸ごと本屋。医学や法律、建築といった専門書から、漫画や雑誌まで幅広い品揃えとなっています。
4階には『MJブックカフェ』があり、本を買ってすぐに読むことができます。また、店内各所に椅子が置かれており、座ってゆっくりと本を選ぶことも可能です。
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
定休日なし
▼ホームページ
https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html
『ジュンク堂 池袋本店』で出会ったものもの
人の集まり方をデザインする(著:千葉学)
丹下健三 ディテールの思考(著:豊川斎赫)
i(著:西加奈子)
池袋のブックカフェ・喫茶店
本と珈琲 梟書茶房
Esola池袋の4階にあるブックカフェ。神楽坂にある本屋『かもめブックス』とドトールコーヒーがコラボして、本とコーヒーの魅力を伝えようと運営しています。
窓際は、座席と本棚が交互に配置された図書エリア。『かもめブックス』の柳下さんが選んだ本が並んでいます。文学、デザイン、旅など、ジャンルごとに本が分けられており、席に座って自由に読むことができます。
お店の入口付近は、シークレットな本屋さん。こちらでは柳下さんが選んだ本が販売されています。ただし、タイトルは秘密。紹介文を参考に本を選びましょう。
本に見立てたブックシフォンや、特定のテーマに合わせて選んだシークレットブックとブレンドコーヒーのセットなど、カフェメニューも個性的です。サンドイッチやパスタなどのランチメニューも豊富なため、色々な楽しみ方ができます。
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 4F
定休日なし
▼ホームページ
https://www.doutor.co.jp/fukuro/
『本と珈琲 梟書茶房』で出会ったものもの
ファミコンの思い出(著:深田洋介 イラスト:大図まこと)
いいビルの写真集 WEST(著:BMC)
パパの電話を待ちながら(著:ジャンニ・ロダーリ)
最後まで読んで頂きありがとうございます☆
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