ここでは、『本でつながるシェアハウス』の管理人である僕が本屋やブックカフェを巡るときに参考にしているガイドブックを紹介します。主に東京の書店を紹介している本の他、地方の本屋を紹介している本もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

東京 わざわざ行きたい街の本屋さん

東京の本屋や古本屋、ブックカフェを巡るならこのガイドブックがおすすめ。ビールが飲める本屋、絵本専門の古本屋、クイズ作家が運営するブックカフェなど、個性的な130店舗が紹介されています。

本のまちとして有名な神保町はもちろん、小さな本屋が多い荻窪、スタイリッシュな店舗が並ぶ表参道など、まちごとにまとめて紹介されているため、本屋巡りには最適です。意外なところに本屋が見つかることもあります。

トラックで移動する本屋さんや、無人で24時間営業する古本屋さんなど、ちょっと不思議な本屋さんもコラムとして紹介されており、読み物としても楽しめます。本屋さんの個性豊かなカバーやフリーペーパー、イベントなども記載されており、本を探す以外の楽しみ方が見つかるかも。

著者は『BOOKSHOP LOVER』として本屋の魅力を伝え続けてきた和氣正幸さん。多くの本屋を巡ってきた著者ならではの視点で、店主へのインタビューを交えながら本屋の魅力を伝えてくれます。情報満載の帯にも注目です。

東京 わざわざ行きたい街の本屋さん
著者：和氣正幸
発売日：2017年6月

全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん

全国各地の本屋さんを巡るならこの1冊。北海道から沖縄まで、独立系本屋が185軒も紹介されているという本屋好き、旅好きな僕にはたまらないガイドブックです。僕の地元である中国地方についても紹介されているのがうれしい。

著者は、各地域の出身者や在住者7人。それぞれ異なる視点でお店の魅力を語ってくれます。新刊書店、古本屋、ブックカフェはもちろん、書斎付きのゲストハウスや泊まれる図書館など、「旅」というキーワードの通り、本屋の枠に収まらないお店も多数掲載されているのが特徴です。この本を片手に旅に出たくなりますね。

全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん
著者：荒井宏明、和氣正幸、佐藤実紀代、イソナガアキコ、田端慶子、アイデアにんべん、ユニットことり会
発売日：2018年8月

日本の小さな本屋さん

こちらも全国の本屋さんを紹介しているガイドブックです。関東の他、中部・関西・中国・九州の4地方にある、小さくて個性的な23店舗が紹介されています。解説文の中では、店主が本屋を始めた経緯や本への想い、選書のこだわりなどが丁寧に綴られます。

文章だけでなく写真も充実。本を買うだけではない、そこでしかできない体験を求めて、遠くても行ってみたいという気持ちになります。

日本の小さな本屋さん
著者：和氣正幸
発売日：2018年7月

 

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おすすめ本屋・ブックカフェはこちらでまとめています。